つつまれて

つつまれている

夢の中で彼が語りかけてくる

ここにいるよ

朝、目が覚めて彼を想う

インスタに無音の動画をあげる

「おはよう」

まだ布団の中で顔もむくんでいる

髪もぐしゃぐしゃ

でもどうしても彼に

おはようって言いたくて

来週のデートはどこに行こう

カラオケのあるホテル?

でもカラオケはしないよね

それだけでお腹の奥が痛くなる

もっと

バリトンの彼の甘い声が聞きたい

彼の胸に甘えたい

彼のニヤついた笑顔が見たい

みつめられたい

想いはつのるばかり

でも、今はもう不安はない

彼の想いが伝わってきて

いつもつつまれているかのように感じている

彼の優しさがどんなときにも伝わってきて

その優しさにつつまれる

 

 

あなたに逢いたくて
逢いたくて眠れぬ夜は
あなたのぬくもりを
そのぬくもりを思い出し
そっと瞳閉じてみる

 

愛してるとつぶやいて

 

 

 

o0250005013325813154

読んでくださってありがとうございます
他の方のブログも読めます★

にほんブログ村 恋愛ブログ 秘密の恋愛へ にほんブログ村 恋愛ブログ 50代の恋愛へ

彼の声が

夜中にふと目が覚める
投稿のお知らせ履歴表示をみる
彼の名前が出てくる
その瞬間にうつらうつらしている意識が覚醒する

秘密のインスタへ見に行くと動画が投稿されていた
慌てて布団をかぶる
布団の中で彼の声が聞こえてくる
彼の話し声、そして歌う声
1時間前に投稿されていた

見た目はすっかりおじさんなのに
歌声は高校生の時と変わらない
暖かくて、優しくて、心地良くて
すごく好き

そのうちドキドキしてきて眠れなくなる

左の胸の傷の奥の方でズキズキ痛む
初めてわかった
腫瘍と共にえぐられた胸の塊は
様々な思いが詰まっていて
きっと耐えられなくなったんだと
2年前に取り去って
今ではなんのクッションもなくなって
想いがストレートに突き刺さってくる

その痛みは嫌な痛みではなく
苦しいけれど
甘酸っぱくて
熱い

そのうちに
「ただいま」とコメントがはいる
「おかえり」と打ち込んで
しばらくインスタで会話が続き
そのうち何の応答もなくなる

眠りに就いたのだろう

きっと夢の中で私に逢っている

現実の私はすっかり目がさえて
イヤホンを隣の部屋から持ってきて
ボリュームを上げて
数秒の動画を何度も何度も繰り返して見る

彼の声に体が反応する
熱くなった身体
随分と無かったその感覚をもてあましつつ
そのまま起きてパソコンの前に座る

溢れてきた想いを言霊に。

悲しくなんかないのに涙があふれる
無理に抑えるとまた暴走するから
少し泣かせてあげようと思いながら窓を開けた

空には月と星が輝いている

涙はいつのまにかとまっていた

もう少し起きていよう
きっときれいな朝焼けが見れる

そしたらまた横になればいい

o0250005013325813154

読んでくださってありがとうございます
他の方のブログも読めます★

にほんブログ村 恋愛ブログ 秘密の恋愛へ にほんブログ村 恋愛ブログ 50代の恋愛へ

つまるところ

「まっすく素直で、しっかりしているのにもろくて。」
彼に言われて気がついた。

今まで何十年と強く着実に紡いできたそれぞれの糸
2本の糸が、一つの人生を結い始めた
お互いを巻き、絡み、包みながら二重螺旋の糸を結い続ければ
夢のような糸が結いあがるのだ

ところが
一方の糸が一方の糸の強さを支えにしてしまい
せっかく紡いできた糸を緩ませてしまう

二重螺旋の糸はどちらかが緩めば綻んでしまう

つまるところ、
私は彼を拠り所にしてしまった。
彼に心を委ねると同時に
彼を心の拠り所にしてしまったのだ。
今まで平然とやってきたことが
<彼がいれば頑張れる>に変わってしまっていた。
会うべき時に出会ったのだ。
そこで私が変わってしまったら、
出会った意味をゆるがせる。

強い糸と強い糸
二本の強固な糸により
夢のような二重螺旋の糸が結いあがっていく
それが本来の在り方なのだ
そして、
二本の糸は、いやがうえにも勲を立てる

それが本来の目的だから。

 

 

 

何も考えず、溢れた想いはきちんと見つめて、ちゃんとすくって言霊に。

 

o0250005013325813154

読んでくださってありがとうございます
他の方のブログも読めます★

にほんブログ村 恋愛ブログ 秘密の恋愛へ にほんブログ村 恋愛ブログ 50代の恋愛へ

暴走した

とうとう暴走してしまいました。

彼にも心配かけてしまいました。

仕事に入る前、彼からブログ書くよ!とメッセージ。

それから3時間後にやっと見れました。

現実の中の夢

 

読んでる最中に涙があふれ出し、

そのままトイレに直行して。

私もトイレの写真を彼に送ってしまいました(-_-;)

急ぎすぎたら夢は消えてしまいます。

今度会うときは普通のデートを楽しもう。

どっしり地に足をつけている彼についていきます。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…
お騒がせいたしました。
引き続き時系列ブログ続けます。

こちらを参照⇒夢の中の出来事

o0250005013325813154

読んでくださってありがとうございます
他の方のブログも読めます★

にほんブログ村 恋愛ブログ 秘密の恋愛へ にほんブログ村 恋愛ブログ 50代の恋愛へ

現実と夢の狭間で

夢の中

とても心地よくて、カラダも心も満たされる

夢は切なく儚い

激しくまとわりつけばついただけ

その感触をまた味わいたくなる

麻薬のように溺れていく

横浜の逢瀬からまる1週間経ち

突然私の中で何かが弾け飛んだ

横浜の記憶を綴っているうちは

そんな感情は現れないと思ってたのに

それは彼が綴る記憶とともに突然やってきた

彼の想いを感じれば感じるほど

不安で不安で仕方なくなる

この夢はいつか醒めてしまうの?

このまま会えずに

来世まで待つの?

そんなことはないはずなのに、そんな思いが湧き上がる

Continue reading “現実と夢の狭間で”

Yokohama⑤

彼には最初から包み隠さず私のことを話した。
高校時代、彼の先輩と付き合っていた時のこと、
社会人時代、後輩であり彼の先輩と付き合っていた時のこと、
離婚の後、付き合った人にDVを受けたこと、
そのトラウマからバイセクシャルになったこと、
出張ホストYとの出合った経緯から関係性。
再婚前、優しく支えてくれていた15歳年上の人との不倫。
そして、再婚し、幸せに暮らしていること。
離婚の後は精神的に病み、
生きていくため、自立するため、必死だった。
少しずつ自分に自信を持っていく経緯に、私の経験は全て必要不可欠だった。

高校時代、優等生気取りでいたから・・本当は彼には知られたくないはずだけど、
彼には包み隠さず話した。

それを全て理解してくれ、その全ての私を包み込んでくれた。

Continue reading “Yokohama⑤”

Yokohama④

そのあと、多分彼に身体を洗ってもらったのだと思う。
そして、タオルを巻いてベットにいくところしか覚えていない。
でもその後も記憶は定かじゃなくて。
私が彼を攻めたような気がする。
「そんなとこ舐められたことないよ」という彼の甘い声だけが耳に残ってる。

張りのある肌。
筋肉質でたくましい胸と腕。
舌と唇を這わせているだけで、こっちの方がおかしくなりそうになる。
大森での彼との逢瀬のとき、
あの時書かなかったこと。

あの時彼は私の奥まで入ってこれなかった。

Continue reading “Yokohama④”

Yokohama②

<第4ミッション>

シーバスは、横浜駅東口~みなとみらい~赤レンガ倉庫~山下公園と運行されている。
駆け足で風景を見るのなら、このコースはお勧めで、
女友達ともよく利用している。
横浜は疎くて・・・という彼には、絶対に喜んでもらえると思い選んだコース。
彼は本当に喜んでくれて、
まるで遠足に来ている小学生。
横浜デートにすっかりはまってしまったよう。
私自身見慣れた風景ではあるけど、
彼と一緒にすごす横浜は、
特別なものになろうとしていた。

Continue reading “Yokohama②”