愛おしく思う気持ちと
恋しく思う気持ちが
混ざっているのが恋愛
相手を愛おしく思う気持ちと
自分が恋しく思う気持ち
相手を愛おしく思う気持ちが溢れると、
好きだという自分の恋しい気持ちに変化する。
相手を思う気持ちよりも、自分の気持ちに溺れてしまう。
私にこうしてほしい
私にこう言ってほしい
私を見てほしい
私を思ってほしい
私のそばにいてほしい
だからこそ、
好きになりすぎた感情のために、
恋愛をしていくことが、
つらく、切なくならないようにすること。
そう決めて始めた婚外恋愛。
時と共に近づきすぎ、大きくなりすぎた感情で、壊れないように。
恋愛は、かならずそこに向かうものだから、ゆっくりとすすめようと。
でも、やはり、そこにつ到達してしまった。
近くなればなるほど、
言いたいことが増えてきて、
言いたいことも言える関係になって、
愛しさよりも自分の恋しさが大きくなるもの。
相手になにかしてあげたいより、
自分にこうしてほしいという気持ち。
相手が自分にこうしてほしいという気持ち。
だから、
相手を好きになりすぎないこと
婚外恋愛の一番大切なところ。
それは、ふたりで最初から理解して始めたはずだった。
愛おしく思う事が、好きだという事に押しつぶされてしまった。
そうならないように、二人で何度か回避してきた。
そして、最後に到達した。
そして、いちから再生するために、リセットする。
2年前の約束
最初から、わかっていたふたり。
でも、彼女は変わってしまった気持ちを振り払えなくなってしまった。
最初のころの二人の場所に戻ろうと伝えていることも、彼女にとっては自分を変えようとしていると感じてしまったた。
逆に俺を「自分の側に変えられなかった」と、最後に言った。
そこまで行ってしまったら、たぶん戻ってくるのは難しい。
いままでも感情は溢れては戻ってを何度かくりかえしていた。
もうもとにはもどらないと、彼女は最後に言った。
記念として、しばらく残すふたりのブログ。
ふたりの。2年間の、夢の中のおはなし。
二人の夢の記憶は、ずっとここにある。
彼女の中から、この夢の記憶がなくなれば、
また最初から始めよう。
いい思い出になったら、また見においで。
俯瞰して、ふたりのことを見つめていよう。