同じ道

昨日は仕事で道玄坂に

帰り同行した人と道玄坂のホテル街に入り込んだ

彼と彷徨った場所

同じ道を通って胸の奥がキュンとなる

ショートカットしただけだけど

彼との思い出にちょっと触れられて嬉しかった

同行者と2人して大荷物を抱えていて

私だけ寄り道というわけにもいかず

そのまま帰宅

彼も急ぎの仕事に追われてるから

帰っても残念がらないよね

会えそうで会えない

会えない理由もいろいろ

そういう時は無理しない

凍えてしまわないように程々にかまって

熱くならないように程々に距離を置いて

きっとお互いに調節してる

故障しなければ

きちんと作動してくだろう

今度会ったら

たくさん話ができるといいな

きもちの起伏

彼女に落ち着け、ゆっくり行こうと言う。

ゆっくりしていると、こちらが走りたくなる。

走り出すと、駆け抜けてしまいそうな気がする。

ゆっくり行こうと、自分に語る。

どんな気持ちをブログに残すかもわからなくなる。

仕事が忙しくなったのにかまけて、仕事ににげてみる。

彼女が仕事で東京に出てきている。

仕事を早上がりしてしまうおうかとも思う。

彼女のフェイスブックに隠されたメッセージ。

おれのそんな気持ちを知ってか知らずか、俺にはゆっくり行こうと伝わってきた。

走らず、焦らず、ゆっくり行こう。

楽しい夢をいつまでも、ゆっくりと楽しむために。

暖かな想い

ここ数日のつつがなさ
私の心の暴走も
そこはかとなく落ち着いています

時たま現れる妄想に
やるせなくなってしまうことも
そんな時は静かにやり過ごすように
深呼吸をしています

平穏と平静の中の気持ちの葛藤

恋愛ってそんなものでしょ、と
自分に諭してみたり

彼への溢れる想い
彼を想う嬉しさと幸せ
彼に再会した時の
素直な気持ちを思い出してます

ずっとこんな風に
暖かな想いでいられますように

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東京ベイ〜Happy〜

のんびりゆったりホテルで過ごした
このまま泊まってしまいたい気持ちになる

フロントにサラリーマンが数人いた
私たちってどんな風に見えるのかな
旅行中の夫婦?
そんな風に見えるだろうって思えるくらい
ふたりはゆったり落ち着いていた

ホテルを出てからカラオケに

彼が歌う、聞きたかった曲
それが聞けて感激だった
優しい歌い方
変わらぬ声
高校時代にタイムスリップしたよう

彼は私が歌うあいだ
後頭部と首をずっと撫ででくれる

彼の歌聞いたら泣くだろうなと思ってた
でも自分が歌ってる時に
涙で声が詰まってしまった
彼は何も言わずに撫でてくれる

やりたかった事がまたひとつできた
また彼の歌が聞きたい

こっそり録音したサビの部分
歌と話し声が聞こえる

私の宝物

帰り際
彼と電話番号を交換した
今まで待ち合わせの時にLINE電話で話しただけ
普段も電話はしてない
必要ないかもしれないけど
やっぱり知っておきたくて

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東京ベイ〜LOVE〜

「ビュッフェで少し食べ過ぎたな。」

彼はそう呟いたけど
わたしも同じ
彼にしがみついたまま
刹那の眠りに落ちる

たばこをくわえた彼がピクリと動いた私に呟いた

「今寝てたでしょ?」
「かな?」
「寝てる間に抜いちゃった」

そうだった
指を抜かないでって彼の腕の中で言ったんだ
照れるのを隠すように彼の腕にまとわりつく

彼の肌に触れているだけで安らぐ
彼の厚い胸に手を置いて指先で触れる
ゆっくりとしあわせな時間
彼に触れ
彼の呼吸に耳をすます
彼を感じ
彼の存在を全身で静かに確認する

ただただ穏やかな時間

どのタイミングだったかな
彼の事を抱きしめながら

「・・・くん」
「なあに?」
「・・・くんが好き。すごく好き。」
「うん、知ってるよ」

そっか、ならいいよ。
わたしの気持ち知ってくれていればいい

日常の生活にはないと錯覚さえしそうな穏やかな時間
わたしの心が穏やかであるように
彼もそうなんだろうと
何も言わなくても伝わってくる

穏やかな時間をふたりで過ごす

またこんな時間が過ごせるように
願いを込めてそっと彼の胸に唇を落とす

 

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ありあけ 人の欲

シャワーをあびながらキスをして

ベッドに裸のまま腰かけてキスをして

ベッドに入ってキスをして

肌の温もりをあわせてキスをして

彼女が上になりキスをして

唇以外にもお互いキスをして

なんだか、すごくゆったり気持ちよくすごせて

いつものような激しい欲望ではなく

落ち着いたしあわせというか

やすらぎというか

そういう空気につつまれていた

ビュッフェで食欲を充しすぎたせいか

そんな静かな安らぎを欲していたのかもしれない

ゆるりと抱き合いながらしばらくじっとする

彼女の中にいれた中指を抜こうとすると

「抜かないで」と彼女。

激しく動かすわけでもないが、彼女の暖かさをゆっくりと、しっかりと感じながら、そのまま抱き合っったままゆったりと時をすごす。

なんだか、本当に夢の中にいるような、現実のカケラのない空間と時間。

なにをするわけでもなく、したいわけでもなく、一緒に過ごしている時間が、その空間が、なんでもない幸せとして

染み込む。

頻繁に会えるわけでもないから、あった時にはアレもコレも。

そんな事は必要なかったんだ。

たまにしか会えないから、あっている時間と空間を、じっと一緒にいるだけで幸せなんだ。

食欲、性欲、睡眠欲

欲とは、人が生きて行くために必要な行動力の源。

そんな欲を超越した、「なにもしないやすらぎ」の幸せを感じたような気がした。

ありあけ 脱がさない

ベットに腰かけて、服を着たままの彼女を、ゆっくりながめる。

この後、一糸もまとわなくなるだろう彼女を頭の中で重ねながら、ゆっくりながめる。

服を着たままの彼女を引き寄せて、腰に手を回して、胸に顔をうずめだきしめる。

華奢だけど、やわらかい彼女の感覚が伝わってくる。

やわらかくて、いい匂いがして、暖かくて、落ち着く。

服をぬがさないで、そのままの彼女を楽しむ。

もうしばらく、そのままでいたいが、いつも、どうしても脱がしてしまう。

そして、肌をあわせて、肌の温度を肌と唇で感じて、シャワーを浴びた。

ありあけ 夫婦のように

ビュッフェで食事をしてから、部屋に向かう。
先に彼女がチェックインしてあるので、そのままエレベータで最上階へ。

ベイエリアを見渡せる高層ホテルの最上階。

都会を見下ろしながら、いろいろな話をする。
年末からお正月の話し。
今日なにしてた?という話し。
下界に駐車してある車がパトカーに職質されてる話し。

しばらく会わなかった期間にあった、心の葛藤や、インスタでのやり取りなどにはあえて触れずに、どちらも切り出さずに、ごく自然な時間が過ぎる。

あえてそういうつもりではなかったが、自然と、長年連れ添った連れ合いのような、ごく普通の時間が過ぎる。

彼女も、その期間の話題は特に切り出す風でもなく、普通に装っているようだ。

おそらく、実際の夫婦が何かの用事で、こんな部屋に2人で居合わせたとしても、こんな風に普通の時間が流れるのだろう。

普通の夫婦のようだな。
そう思った。

ひょっとすると、時空を超えた別次元の、ふたりが本当の夫婦になっている次元に迷い込んだのか、という錯覚を楽しんでみたりする。

その自然さが心地よくて、あえてその普通を楽しんでいた。