夢であえたら

朝でも、昼でも、夜でも、深夜でも。
いつでも、なにかを伝えたくなる。

距離や、生活や、いろいろなことで、そうそう逢うこともできない。

それでも、何かをつたえたく、彼女を知りたく、ついついSNSやLINEが気になってしまう。

どうしているだろう?
そう思い、仕事が終わった深夜4時過ぎ、次の朝にみるだろうと
「おはよう。仕事終わったよ」とLINEを送る。
すぐに既読になり、「おつかれさま」
おこしてしまったかな?とあやまると、
ちょうどトイレに起きたところよ、と返事が来る。

そういえば、逆に、俺がふと深夜に目覚めたときに、
ちょうどLINEがきたこともあった。
深夜に会いたくなって俺を呼んだから、起こしちゃったかな?って。

愛おしくて顔がほころぶ。

時には

優しくて、
気持ちよくて、心地よくて、
溶けちゃいそうで、可愛くて

目の前で言われたら、照れ隠しにそっけない態度をとってしまいそうなことも、ついつい顔がにやけてしまう。

あなたに逢いたくて
逢いたくて
あなたに逢いたくて
逢いたくて

眠れない夜
夢で逢えたら
考えすぎて眠れない夜

夢で逢えたら
どこへ行こうか?
あなたがいれば
どこでもいいよ

夢で逢えたら

あなたがいれば

 

 

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ことつて

夜中にふと目が覚める。
心の中で彼の名前を呼ぶ。
でも、それでも気持ちが落ち着かず、
LINEをしてみる。
「起きているときもあるから、眠れないときは声かけて」という彼の言葉に甘えて。
すぐに返事が返ってくる。
「ちょうど目が覚めた。」
「私が名前呼んだから起きちゃったのかな?」
「そうかもね」

LINEのやり取りで、
彼と自然と、あの日の戯れについての話になる。
気持ち良かったことを正直に話す。
優しくて、
気持ちよくて、心地よくて、
溶けちゃいそうで。。。
そして不安なことも話す。

やり取りをすればするほど
思い焦れていく

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夢の中へ

ほんの数時間だった
とても大切な愛おしい時間

彼は私を癒し続け
私も彼を癒した

彼の腕の中でいろんな話をした。
私の過去の恋愛とか・・。
なんでこんなにも素直に自分の過去の恋愛を話せるのか。
彼が全てを受け止めてくれると思うから。
どういう人生を送ってきたのか、受け止め知ってもらえるのが嬉しかったから。
隠したいと思うことが何もなかった。

彼はただひたすらに私の話を聞いてくれた。
たまにちゃちゃを入れながら。

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大森へ

前回、あわてて電車を乗り換え、話し足りない気持ちはすぐにLINEでのあいさつにつながった。

それから、仕事の事や生活のこと、何度となくLINEでの会話を重ねた。

昼間も、夜も、深夜でも、早朝でも、伝えたいことがあって、知りたいこともあった。

1週間とたたないうちに、「また会いたい」という気持ちがつのる。

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逢瀬

私が仕事で都内近郊に出る日に合わせ
彼が仕事を調整してくれた。

彼の仕事は私もかつて目指していたものだった。
長い年月の間に
彼は沢山のことを経験し
成長していた
それがとても眩しかった。

リスペクトがそのまま想いに?

そんな自問自答を繰り返しつつ
気持ちの変化の原因をさぐるという意味のない行為は
自分を追い込いこんでしまいそうだった。

あえばわかる。
自分の気持ちは、あえばはっきりする。
どうしたいのか、どうなりたいのか。
子供じゃないんだから、しっかり受け止めなくては。

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あいたい

彼が電車を降りたとき、
確かに私は冷静だった。
他の共通の友人たちにも会いたくなった。
<みんなで会えないかな。>
そんな風に漠然と考えていた。

彼が私の仕事のことで相談にのってくれるということで、
メッセージのやり取りが続いた。
そして、飲んだ時の彼の深刻な話も気になっていた。
<どうにかできないもんかな。
物理的には無理でも、
彼の気持ちの拠り所くらいになれるかな>

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再会

「久しぶり!」

待ち合わせ場所に立っている彼は、
大分私の記憶からはビジュアル的に程遠い人になっていた。
多分、街中ですれ違っても気がつけなかっと思う。
でも、「久しぶりー」と見せたあどけない笑顔と
聞きなれた低い声に懐かしさがこみ上げてきた。
その声と笑顔だけで、何年もの空白が消え去ってしまったかのようだった。

再会までの経緯も、本当に些細なことだった。
SNSで繋がった友人の先に彼がいた。
ありきたりの挨拶メッセージを送ると、
いきなり、「そのうち飲みにいこー」と返事が返ってきた。
私も、
<ま、いっかー、懐かしいし>
と軽い気持ちで約束を交わした。
そして、会うまでに何度かメッセージのやり取りをして、
お互いの現境遇をなんとなく把握していた。

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