大切にされるということ

彼が今までの仕事以上にサポートしてくれている。

もちろん、それは私にだけではなく、

他の人にも同じ。

そのサポート力や、人間味ある行動は、

周りの誰しもが認めていること。

そして、私も、そんな彼の姿を初めて目にした。

まず、誘導する時に腰に手を当てるのは、

私にだけじゃなかった(笑)

でも、それは本当に彼の真の優しさなのだと、

嫉妬で心がチクリとしながらも、

微笑ましくもあり、

普段の彼は私といる時と変わらないことが嬉しかった。

ある方に言われた。

「○○さん、あなたのことすごく大切にされてるんですよ。」

彼との理無い関係を知らない共通の知り合い。

そう言われて、一瞬ドキッとした。

その後の話で、

その人がなぜそう思ったのかがわかった。

それは変な勘ぐりでもない。

彼の思いは、その方の想像をこえるものではあるだろうけど、

それをすんなり受け止めるのは、

普段の彼からも滲み出ていることなのだろう。

それでも、彼が私を大切にしてることを

他の人から耳にするのは、

何ともくすぐったくもあり、

とても嬉しくもあり……。

ただ、もし彼が、

誰かに私のこと好きでしょ?って聞かれたら、

すんなり認めてしまいそうで、

ふたりのことがすぐに周知されてしまいそうで、怖くもある。

どうか、もし、誰かが勘づいたとしても、

それを知りながらも、見て見ぬふりをしてくれますようにと、

都合のいいことを思ってしまう。

そして、彼に優しく触れられたいとの想いがつのる。

彼の優しさを独り占めしたい。

彼に大切にされていることをもっと体感したいと…。

選択

彼とたくさんの人が集まるイベントに参加。

彼と共通の知り合いが増えた。

そばにいるのに人の目を気にして触れられないもどかしさ。

隣に座る彼が時々、私の腕に触れる。

私は手を座席に置いて、

彼のひざ裏あたりを触れる。

ほんの少しだけ触れるだけでも得られる安心感。

これから多くの人に囲まれて会うことが増える。

こっそりふたりで会う時間以外に、

彼に会える時間が増えていく。

こんな深まり方もあるんだな。

彼が私をそばに置いておきたいと思ってくれていることが何よりも嬉しい。

ふたりで見る夢、

そして現実社会でふたりで掲げる夢。

夢が目標になることを選択し、

選択した道を歩き始めた。

すごい世界にふたりで辿り着けたと思えるのはまだ先だろう。

でも、それは、きっと実現する。

婚外恋愛は変わらない。ずっと。

お互いの家族がさらに幸せになる道を

ふたりで選択できたと思ってる。

そして、ふたりはさらに幸せに。

太陽

時々彼の気持ちを見失う

そこにいるはずの彼の気持ちが

私の方に向いていないのではと不安になる

だけど、それは私の思い過ごしで

「ここにいるよ」と言わんばかりに

ふっと私の前に湧いて出てくる

彼はどこにも行ってないし

真っ直ぐ私を見つめてる

でも、私からは霞がかかったように見えなくなる

曇りの日

雲で太陽が見えなくても

空の上にでは太陽が輝いている

彼はそんな存在なのだと思う

感傷に浸る

子供の結婚式による子供ロスな連休。

そこに加えて、

転生ものの映画や観劇、音楽まで耳に入って、

すっかり感傷的になってしまってる。

たまに崩れる気持ちのバランス。

自分に嘘をつかない人生が正しいとは限らない。

でも、

自分の気持ちに嘘をつく人生も正しいとは限らない。

足元がふらついていては、理ない仲を続けられない。

そうして以前の想いを読み返す。

彼と決めた婚外恋愛の覚悟を貫くために、

たまには気持ちのバランスが崩れるのも大切なのかもしれないと思う。

罪悪感と背徳感

開き直らない。その大切さを忘れない。

不足してる

彼と最後に肌を合わせてから1ヶ月。

その間、2度会っていちゃいちゃくらいはしたけど、

やっぱり1ヶ月になると、正直彼の肌が恋しくなる。

彼の張りのあるたくましい腕。

吸い付気合う肌。

彼の想いが注ぎ込まれる感じ…

この歳になっても、人肌が恋しくなるなんて。

次に彼に会えるまで2週間。

そんなに耐えられるだろうか。

「キミが不足してる」

彼の気持ちが伝わってくる。

普段、彼は私の名前を口にしない。

文字で名前をよばれるだけでも、ドキッとする。

たったそれだけだけど、

私の中の、彼の不足感が癒されていく。

週末にはとても大事な行事があって、

今週はずっとそのことで頭がいっぱいだった。

気持ちだけでも、

想いだけでも、

常に彼と繋がっているのだと思える。

それがとても幸せ。

彼だから

もし彼に再会するのが10年早かったら…

でもすぐに、考えても意味のないことって思い直す。

さみしくなるだけ。

きっと悲しい思いをしてるだろうな。

今だから。

今で良かった。

そして、再会したのが、違う人だったら。

あの子だったら?

あの人だったら?

でも、やっぱりそれもない。

激しい恋をして、

失恋をして、

そしてそれを乗り越えて。

再会しても、ありえない。

彼は、

彼とは恋愛をしていないから。

心の片隅にいたのに、

恋愛とは違う繋がりを感じる。

なんだろうな、この安心感。

彼に会えなくて、さみしくなって、

彼にぼやく。

「だいじょうぶ!」って彼から返ってくる。

彼にそう言われると、そんな気になれる。

ただ、彼が好き。

彼に仕事のことで褒められれば嬉しいし、

助けて貰えば嬉しいし、

彼がいるから前に進める。

彼がいるから明るくいられる。

彼だから、私のことをそうさせる。

風邪でイライラ

風邪がなかなか良くならない。

咳は出るし、鼻水ずるずる。

職場では生姜湯片手に仕事。

喉がイガイガして咳が止まらないくてしんどいと言えば、

彼から優しい言葉がかえってくると思いきや、

「いやらしいこと考えてれば喉も潤う」

と、かえってきた。

そんな考えたら仕事ミスしちゃう。

それに、潤うのは喉じゃない。

だけど、そんな彼のおちゃめな返事に、

ふっと気持ちが軽くなる。

緊張がとけると、

不思議と咳も楽になった。

「今日は予定の仕事終わったら帰っちゃいな」ってLINEきたからその通りに。

帰宅して、温まるもの飲んで、

少し寝て。

ちゃんと見てくれてる。

早く治さなくちゃー。

キュンとした

「一緒にいたいから。」

彼はそう言って、彼の乗り換え駅を通り越して、私の乗換駅まで来てくれた。

一緒にいてあげる、じゃなくて、

一緒にいたいから。

それだけで、キュンキュンしちゃうじゃんか。

ずっと私の腰や背中や項をソワソワとなぞる。

ガシッとガードしてもらうのにも慣れた。

今夜は彼の優しさに包まれて、

質の良い眠りにつけそう。

行けたら行くが無いこと

彼から

行けたら行くって聞いたことがなくて。

曖昧な受け答えでごまかさず、

今日はこっち行く、

今日はあっちの用事、

ちゃんと教えてくれる。

デートの時も、ちゃんと約束してくれる。

彼の気分であえるのかあえないのかと

左右されることもない。

だから私も自然にいられるし、

彼と正面から向き合える。

そうでなくても神経使って付き合う関係だから。

恋愛を楽しむのとはちょっと違う。

それでも彼といることで、

感じ取る感覚は大切にしたいと思う。

そんなわけで、

今夜、都内に出た仕事の帰り、

ほんの少しだけど顔が見れそう。

1時間も無いかもしれないし、

ほんの数分かもしれない。

会えるのずっと楽しみにしてた。

映画見てから2週間弱だもの。

すごい楽しみ(^^*)

優しさ

彼からサラっとLINEがくる。

ブログを読んでのLINEなのかはわからない。

でも、多分読んくれてはいる。

そして、内容に大きく触れることなく、

サラっと憂鬱な気持ちを慰めてくれる。

そのさり気なさに救われる。

私が意固地になってても、

突き放す訳でもなく、

それを否定することもなく、

その事に触れないようにしている。

多分……。

そして、私もそのうちその意固地を忘れてしまう。

何も無かったかのように、

彼にまた甘え、

彼も応えてくれる。

彼の行動が、

私への優しさのように感じられる。

優しさは、

優しくされても感じないこともある。

でも、優しさで行動したのではなくても、

感じる側が優しさと受けとめることはあるから。

きっと彼も同じ思いと信じつつ。

そして、今日も頭のどこかで、

私を探し、

私を想い、

私を感じてくれていると信じ…る。