彼が今までの仕事以上にサポートしてくれている。
もちろん、それは私にだけではなく、
他の人にも同じ。
そのサポート力や、人間味ある行動は、
周りの誰しもが認めていること。
そして、私も、そんな彼の姿を初めて目にした。
まず、誘導する時に腰に手を当てるのは、
私にだけじゃなかった(笑)
でも、それは本当に彼の真の優しさなのだと、
嫉妬で心がチクリとしながらも、
微笑ましくもあり、
普段の彼は私といる時と変わらないことが嬉しかった。
ある方に言われた。
「○○さん、あなたのことすごく大切にされてるんですよ。」
彼との理無い関係を知らない共通の知り合い。
そう言われて、一瞬ドキッとした。
その後の話で、
その人がなぜそう思ったのかがわかった。
それは変な勘ぐりでもない。
彼の思いは、その方の想像をこえるものではあるだろうけど、
それをすんなり受け止めるのは、
普段の彼からも滲み出ていることなのだろう。
それでも、彼が私を大切にしてることを
他の人から耳にするのは、
何ともくすぐったくもあり、
とても嬉しくもあり……。
ただ、もし彼が、
誰かに私のこと好きでしょ?って聞かれたら、
すんなり認めてしまいそうで、
ふたりのことがすぐに周知されてしまいそうで、怖くもある。
どうか、もし、誰かが勘づいたとしても、
それを知りながらも、見て見ぬふりをしてくれますようにと、
都合のいいことを思ってしまう。
そして、彼に優しく触れられたいとの想いがつのる。
彼の優しさを独り占めしたい。
彼に大切にされていることをもっと体感したいと…。