モヤモヤが止まらない
彼と再会するまでの月日
お互いに
何かを経験し乗り越えてきた
共に知らないふたりがいる
そしてその時間があってこそのふたりなのに……
モヤモヤが止まらない
彼と再会するまでの月日
お互いに
何かを経験し乗り越えてきた
共に知らないふたりがいる
そしてその時間があってこそのふたりなのに……
日曜日の彼の勇姿
彼への憧れが増幅した
出会った頃は
「勇姿」だなんて思わなかった
仲間として
同じ場所に立ち
楽しい高校時代を過ごした
Continue reading “大好きすぎて”
彼を見に行った
前のグループを見ようと早めに出た
向かう途中で連絡したら
駅に5分差で着くのがわかり
駅で落ち合う
ずっと
一緒にいたいと考えるのは
前向きだけど
失いたくないと思うのは
後ろ向き
後ろ向きは
自分をネガディブな
裏の部分に向かわせる
Continue reading “失いたくない”
スマートフォンの機種変
彼にも機種変しに行くことを伝えてた
パソコンバックアップデータを
早く新しいスマホに復元させたかった
Continue reading “不安な夜”
いつも会ってからの数日は恋しくて
それを幾度となく繰り返してきた
でもいいんだ、これが恋なんだ
そしてそれを乗り越えるために
少し距離を置く
彼とのデートは非日常的
夢の中を2人でさまよう
このままさまよっていたい
いつまでも余韻に浸っていたい
彼をずっと感じていたい
でも、それは所詮儚い夢の中のこと
それでは生きていくことは出来ない
彼の余韻を身体中に感じながら
昨日一日仕事をこなした
彼を想うと
体の奥で
子宮が収縮する
そしてその余韻が徐々に消えていき
脱力感へと変化する
それが何だか寂しくて
彼のリクエストで着て来た服
彼が離れたところから眺める
「服は脱がないで。下着は取っていいよ」
そう言われて下着を外す
でもブラはしたままで
彼に外してほしい
そのプロセスはちゃんと味わいたい
彼が私の首すじに唇を這わせながら
優しく外してくれる
待ち合わせの場所に彼がきた
でも、すぐに見失ってしまって
どこにいっちゃったかなと見渡していると
お尻を突かれた
振り返ると笑顔の彼がいた
住宅街を歩いて行き、
トンネルをくぐると
目の前に海が広がっている
彼と海岸を歩く
烏帽子岩が見える
梅雨明けしたばかりの海風を
体いっぱいで感じる
海の見えるカフェでランチ
彼は始終いたずらっ子な笑みを浮かべて
私を見つめている
カフェを出た後、
手を繋いで街道沿いに歩く
駅に戻り、
都内に向かった
目的の駅では、
同じ雰囲気を醸し出すカップルも降りた
同じコンビニで飲み物を買い、
カップルの後ろをついていく形になる
私たちの目的の場所に
そのカップルも入っていった
彼と顔を見合わせ
一瞬入るのをためらう
今中に入れば
そのカップルと鉢合わせになる
でも、外に立ち尽くす訳にもいかず
『入ろう』と私が誘導するように中に入った