日曜日の彼の勇姿
彼への憧れが増幅した
出会った頃は
「勇姿」だなんて思わなかった
仲間として
同じ場所に立ち
楽しい高校時代を過ごした
彼の優しくて綺麗なバリトンの声
目をつぶると
昔の情景が目に浮かぶその懐かしさに
心が踊っているのかもしれない
今こうして彼を好きになるために
あの頃の出会いがあったのだと思える
昔の彼を知っているからこそ
今の彼をさらに愛おしく思えるのだと
彼のことが大好きで
大好きすぎて
苦しくなる
でも
だからといって
辛いわけでもなく
大好きなことが
すごくすごく嬉しいと
客観的に見ている私もいる
無い関係だとしても
さもあたりまえのように
そこにある