夢の中
ふたりを乗せた小舟は
真っ直ぐに真っ直ぐに大海を進む
そしてぐるぐると同じところを何回も何回もまわる
やがて静かに風が吹き
ふたりを乗せた小舟はさらに沖へと流される
星もない真っ暗な空の下
ふたりを乗せた小舟は彷徨う
夢の中
ふたりを乗せた小舟は
真っ直ぐに真っ直ぐに大海を進む
そしてぐるぐると同じところを何回も何回もまわる
やがて静かに風が吹き
ふたりを乗せた小舟はさらに沖へと流される
星もない真っ暗な空の下
ふたりを乗せた小舟は彷徨う
簡単には夢の中に行けないもどかしさに焦れ泣く夜もあった
逢えなくてもふたりの想いが重なる”時”もある
インスタでのメッセージは便利だけど
会話となるとコメントがあちこちに飛んで
かえって面倒になる
「LINEにする?」
久しぶりにLINEで時間を共有する
一緒に行きたいところがある
そんな話をする中
彼が私の名を呼んだ
初めて結ばれた大森での夜に
彼が私の名前を呼んでから
ずっと彼は私の名前を口にも文字にも出さなかった
それは特に気にはしていなかったけど
久しぶりに目にした自分の名前
なんだかとても照れくさかった
彼とは再会してからもうすぐ2ヶ月になる
もっと長い気がする
それは35年暖めていた何かがあったから
夫婦だとか夫婦じゃないとかの次元でなく
不思議だけど不思議じゃない
運命とか未来とか時間にさえ左右されないで繰り返しているDNAの記憶のような
彼のつぶやくことばが
すとんと私の心に届く
ふたりの想いが重なる
出会えてよかった
形など関係ない
この宇宙での繰り返し
彼と私はつながっている
眠っていても彼への想いがあふれ出てくる
眠い目を擦りながらも
その気持ちを綴り残しておきたくて
楽しいクリスマスを
【月】
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彼のキスの雨が降りそそぐ中、
ジーンズを脱ぐ。
Tシャツを脱がされ、
ブラも取り去られ、
ミニスリップとタイツ姿に。
彼の目の前に立たされて、
ベットの端に座った彼が、
優しく私の体に触れながら、
私の瞳を見つめたままタイツを脱がしていく。
円山町。
言わずと知れたホテル街。
渋谷といえば道玄坂もそうだが、なんとなく若すぎるイメージがある。
別に誰にみられて、何をおもわれようが構わないが、彼女は気になる様子。
確かに人気のホテルのロビーで、空室待ちの若者たちの中で一緒に待っている壮年のカップルとなると少々気が引けるが、ホテル街を歩いているものたちは、きっと向こうもそれどころじゃなく、他人の事なんて気にもしていないだろう。
何軒かめぼしいホテルを巡って、ぶらりとホテル街を散歩。
恋は甘美な苦痛である
あなたに夢中なの
あなたってハンサム
頭の中はいつもあなたのことでいっぱい
考えているのはあたなだけのこと
あなたのことしか考えられない
あなたに夢中
あなたはすごく男らしい
あなたは頭がいい
あなたのような人は世界に2人といない
あなたと一緒だと気持ちが安らぐ
I have somebody to love now.
I really love him.
He’s mature but sometimes so childish, and also so smart.
He is that type of man.
溢れた気持ちを・・・・・。
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冬の渋谷は、青いイルミネーションであふれている。
彼女と待ち合わせて最初に向かう予定のイルミネーション。
公園通りから青いイルミネーションが続き、メインの洞窟はNHK放送センター前の並木道のようだ。
彼女と、待ち合わせ場所をLINEしながら渋谷に向かう。
渋谷に着き、待ち合わせ場所にいる彼女を見つけられずに電話をする。
すぐに彼女は電話にでた。
同じ広場にいるらしい。
広場で振り返ると、デパートの入口付近に立っている彼女をみつけた。
彼女はまだ気づいていない。 Continue reading “Shibuya Night — I”
ふたりで手をつないで歩くのも楽しい。
ふたりともカジュアルな服装で、仕事モードは完全にない。
それがまた新鮮。
洋服を着ていても素の二人になっているような。
旧渋谷公会堂の交差点を左に曲がると、
歩いている人がまばらになった。
夕方、用事が済んで、数駅先の渋谷へ向かう。
彼が来る時間がはっきりしていなかったので、
必要な買い物を済ませてしまうことにした。
渋谷駅の外に出るのは人の多さに圧倒されてしまい断念。
東急デパート内をぶらぶらと。
東急も人が多い。
そうこうしている内に、渋谷についた彼から電話。
慌てて東急デパートから出た。
いる場所を説明したくても、電話は混線してすぐに切れてしまう。
どこにいるのーとあたりを見渡していたら、
突然目の前に彼が立っていて。
<この人は、いつも突然湧いて出てくる>
2週間ぶりだけど、つい昨日も逢っていたような気がする。
毎日インスタでメッセージを送りあっていた。
私の荷物をすかさず持ってくれる。
「さて、青の洞窟見に行こうか。」
歩く時、必ず私が左に立つ。
その方が落ち着くから。
彼も彼で、右側に立つのが落ち着くらしく、
自然とお気に入りの場所を陣取って手をつなぐ。
こうしてふたりで歩くのはまだ数えるほどだし、
一緒に歩いた時間より、体を合わせている時間の方が多いんじゃないかって思う。
横浜で一緒に歩いたけど、
それでもこうして手をつないで歩くのが新鮮に感じる。
ふたりで繁華街を歩くのも楽しい。
時々にゃにやしている彼と見つめあって、彼がたまらなくなって目をそらすのを楽しむ。
その瞬間の照れて、さらににやける彼の顔が好き。
その笑い方は高校時代から全然変わらない。
懐かしさがくすぐったくて、
変わらない彼が愛おしくて、
可愛くて仕方なくて。
男の人の笑顔に癒されるなんてあったかな。
公園通りは青いLEDで飾られている。
旧渋谷公会堂の交差点まで歩いたところで、
代々木公園の入り口で人間が大渋滞をおこしているのを見て、
青の洞窟はそこまでで諦めた。
あの人ごみに入ったら、出るのに何時間かかるやら・・。
「もう、いいよね。ここで写真撮って次の目的地に向かお~~。」
「そだね。」
写真を撮って退散。
そしてふたり、次の目的地の円山町にむかう。
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日曜日にお互いの外出がかさなり、夜からデートの時間をつくることができた。
現実を生きながら、お互いの夢の時間をあわせて、デートをする「夢の中」
前回のデートが横浜、2週間以上会わなかった。
夢が始まってから、ほぼ毎週夢をみていたので、この2週間はおたがいに夢への想いが複雑な感情を生み、気持ちが暴走したり、楽しかったり、切なかったり、まさに、恋する気持ちと愛する気持ちを繰り返す「恋愛」をしていた。
恋は自分のしあわせ。
愛は相手のしあわせ。
それを思うことの繰り返しが恋愛。
夢の中の恋愛も同じだ。。
楽しい気持ちばかりでなく、切ない気持ちや、やさしいきもち、強い気持ちや、愛おしい気持ち。自分の気持ちや相手の気持ち。
まさに、50を超えてわすれていた、本物の恋愛を生きている。
夜に待ち合わせをして、イルミネーションをみようか。
カラオケをしようか。
わくわくする恋愛の気持ちをお互いに交わし、連絡しあう。
イルミネーションを手を繋いであるいて、カラオケのあるホテルに行こうか?
きっと、カラオケあっても、カラオケはしないね。
そんな話をしながら、ふたりは渋谷で待ち合わせた。
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