ほどよい心地よさ

再会してから3ヶ月
想いが溢れすぎて
恋い焦がれて
不安な気持ちがあふれ
自分の中の感情を持て余し彷徨ったこともあった

幾度となく体をあわせ肌をあわせ
激しく求め合い燃え上がり
温もりを感じ
安らぎを感じ
優しさに包まれてきた

その激しい感情に覆われて
多分
いや間違いなく
彼を失うのが怖かった
これは刹那の夢なのかと

今はもうそんな怖さはなくなって
激しい感情よりも
穏やかな心地よさに覆われてる

彼と肌をあわせても
負ってきた傷を癒すように
不安な気持ちを落ち着かせるように
ただ優しさを感じ
穏やかに流れる時を感じ
彼の肌に触れているだけで
自分自身にも優しくなれる

そんな気持ちは
会っていない時も感じられて

そして時々
彼を想っては
心臓がトクンと鳴る

そのたったひとつのトクンも
体に暖かな優しい思いを漲らせる

強くなろうとか
強くいようとか
自分を奮い立たせなくても
彼を想うことで
彼の想いを感じるだけで
自然に漲ってくる

こそっと彼がいる感じ

その心地よさが
とても大切なんじゃないかと思う

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