「あなたが死んだら追いかける」
「追いかけなくていいよ。ずっと向こうで待ってるから」
「やだよ、私ひとりでおばあちゃんなんて。」
「死んだら好きな時代の姿になれるんだって。」
「そしたら私は高校生の姿で。」
「俺は今の自分が一番好きだよ。」
高校生の姿で今の彼に甘えたい。
なんか変な妄想に走ってしまう。
1年1年とちょっとずつ老いて行く。
なのに、
彼がいるだけで、
老いて行くことも楽しみになる。
急に変わるわけではないもの。
その変化さえも、
前向きにとらえられたら素敵。
今の時代、老後は切実な問題。
2人で同じ老人ホームに入るなんてのもいいかも。
年の瀬に、そんな妄想しながら大掃除してます。