イベント準備で都内に。
しばらく会えないと思ってた。
私が色々な思いで滅入ってしまって、
体調まで崩してしまった。
彼がそんな私を元気づけるために、
会いに来てくれた。
この数日、
彼も私をどう扱えばいいのかわからなかったのだとと思う。
やっと言えた「あいたい」を
彼が受け止めてくれた。
たったそれだけでも、
私の中で何かが変わって、すっと心が軽くなった。
彼は私の全てなんだ。
彼がいないと私は……。
イベント準備が終わって、彼の待つ駅前広場に向かう。
彼を見つけた時、走り寄りたい気持ちをおさえ、
抱きつきたい想いをこらえ、
そっと彼の傍らに立った。
私を見て彼がニッコリ笑ってくれて、
ただ嬉しくて、
私も笑顔になる。
30分ほど立ち話して電車に乗る。
少しでも長くいられるように、
乗り換えの駅まで送ってくれた。
ホンのつかの間でも、
とっても幸せなひととき。
単純で、弱くて。。
それを彼は呆れながらもそっと支えてくれている。
体調が悪い上に連日都内に出ないといけなくて、
それを心配した夫が、
泊まっておいでと言ってくれた。
電車の中で、
彼に相談して、
日曜の夜、イベント会場に近い場所にホテルをとった。
少しの時間、彼と過ごせる。
彼のことになるとアタフタして、
ただ不安になってしまう。
彼に余計な心配はさせたくないけど、
でも心配して欲しいと思ってしまう。
ならば、私はどうやって彼を支えよう。
彼が落ち込んでしまった時、
ちゃんと支えてあげられるようになる。
彼のためなら頑張れる。