彼は連日の暑さと、
夏祭りの筋肉痛と少し熱中症気味にもなってるのか、
お風呂から立ち上がるのが大変そうだった。
少し寝ようね。時間はたっぷりあるから。
お風呂上がり、彼をうつ伏せにして上半身マッサージする。
あちこち痛いのか、
もーいいー、変わる!と。
彼にマッサージされて気持ち良くて、
でも、その気持ちよさが違う気持ちよさに変わって。
結局、その後は、何度も上り詰めて。
彼の指はなんであんなに器用に動くのか。
彼の指は私のことを知り尽くしてるかのよう。
彼の指さえもフィットする。
その気持ちよさに、
もうダメと言いながらも、
やめないでと懇願してしまう。
彼じゃないと。
そんな風になったのは、彼だけ。
もう一度お風呂に入って、ゆったり浸かる。
今度はホントに少し寝よう。
彼は寝付けないというか、寝たくないみたい。
彼の隣に寝て、彼に半分覆いかぶさる。
彼の脇腹あたりを優しく叩いているうちに、
スヤスヤと寝息が聞こえ始めた。
私も少しそのまま眠ったたと思う。
30分も寝てないと思うけど、
彼はだいぶスッキリしたみたいだった。
少し起きてテレビのチャンネル回して。
でも、また彼の胸の中に戻ってる。
彼の大きな胸に抱きついてるととても落ち着く。