倦まず弛まず

倦む(うむ)は飽きること
弛む(たゆむ)は緊張が緩むこと

~倦まず弛まず~
飽きることも緊張が緩むこともなく。

一生懸命でもなく、死に物狂いでもなく、
倦まず弛まずがいい。

彼に再会したその日から、
私は彼にずっとずっと恋をしていました。
想いが溢れるほど恋焦れていました。
私のこと飽きちゃうんじゃないか、
私のこと嫌いになっちゃうんじゃないか、
私のこと忘れちゃうんじゃないか、
私なんていてもいなくてもいいんじゃないか。
彼が私を想ってくれているのか不安になってました。
そしてもっともっと好きになってほしい、
もっともっと私を気にかけてほしいと思うようになっていました。
そして彼を失いたくない・・というネガティブな感情が生まれ、
切なくて辛い想いが大波になったり小波になったり、
日々形を変えて襲ってきました。

そして、

一度心の中で彼を失ってみようと思いました。
彼に再会する前に戻ればいいだけ、と。
それでも彼のことを想わない日は無かったけれど、
彼の【私への想い】は気にかけないよう頑張りました。
そして気が付きました。
どんな時も彼はちゃんと私を気にかけてくれているのだと。
私は、ただもっと・・もっと・・と欲深くなっていただけなのです。

倦まず弛まず・・・本当はこういう言い方はしないのかもしれないけど、
彼とふたり、いつまでも倦まず弛まずな仲でいたいと思います。

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