都内に出て彼の働く街に行き
職場の近くのカフェで仕事をまとめる
彼から連絡が来たところでいつもの待ち合わせ場所に移動する
彼と一緒に・・・目的の場所へ
東京駅でお弁当買ったよって伝えてるのに
改札から構内に入るとき
彼が「今日はどこか食事に行く？」ってニタって笑う
「意地悪だなぁ。ホテル行く。」って私が答えると
彼はうれしそうに笑ってうんと頷く
お茶を入れてお弁当食べて少しテレビ見て
彼の手は落ち着きなく
私の髪や首筋や脇や背中や腰やお尻とそろそろと撫でる
それはそれで彼といる時の日常的な感じで
彼がリラックスしているようで私もリラックスする
かといってそれで落ち着くわけもなく
少しずつ身ぐるみはがされて
肌に唇をはわしていく
彼はずっとそうしていたいようだけど
また時間がなくなっちゃうから
彼をお風呂に誘導すると
「一緒に入りたいの？」って
最近すっかり意地悪な彼
「一緒に入る。一緒に入ろ？」
そして彼はうれしそうにニタって笑う
彼のそんなにやけた顔が好きだから
それはそれで見れて嬉しい
ほんとはね
もっと甘えたい
彼の左手で両手を頭の上で固定されて
首筋や胸にキスされて
右手は・・私の中でゆっくり動く
優しいけど激しくて
優しさは
それは昔と変わらなくて
懐かしいのと変わらない彼を嬉しく思うのと。
激しさは
憂いの中で明るく生きる
それは彼の強さ逞しさ
痛みを知っているから
激しさの中の優しさが伝わってくる
激しさから
静寂を取り戻し
そして優しく愛撫され
そしてそれがまた激しくなって止まらなくなる
帰り道
体のけだるさを感じながらも
すっきりした感触も感じて
また明日から明るく頑張ろうって思える
読んでくださってありがとうございます
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