ザワザワするのは

目隠しされて横たわる

光も遮断されて

三半規管が弱ってるのもあって

軽くめまい

彼の指や舌や唇の感触しか感じない

激しくされた感触はない

優しくゆっくりと

私の全てをわかってる

すべて私が望んでいたことのように思える

翌日の心のザワザワは

きっとその余韻を引きずっていたからなのだろう

思い出すだけで

体が熱くなる

彼が私をゆっくりと揺らす

激しくなく

早くなく

多分それが私の弱いところなのだろう

彼が私の体の隅々まで

把握していってるのがわかる

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