肌の感触

「あいたい。あいたい」と思うのは不安だったからなのだろう。

彼とふたりで参加した自己啓発のセミナーの後、

自分の感情に振り回されることが軽減した。

不思議なことに

ふたりのライフスキルがついてくると

会えるタイミングも自然に整う。

「こんどいつ会えるかな?」

そんな風に聞いてくれる彼を愛おしく思う。

そんな会話の2日後に、

彼とゆっくり会える時間ができた。

駅での待ち合わせ

「着いたよ」ってLINEが入る。

彼が待っていてくれてると思うだけで

心がふわふわしてくる。

軽く食事をして、

すっかり慣れ親しんだ通りを歩く。

選んだ部屋は少し広めの部屋。

お湯を張っている間、

ふたりで買ってきたチョコレートを頬張る。

のんびりしている彼を横目に、

私がさっさと服を脱いでしまって、

彼がぷぅーっと膨れっ面をした。

「脱がしながら楽しみたかったのに」

そんな彼のロマンチストなとこも好き。

のらりくらりとフラフラしている彼を横目に

さっさと湯船に浸かってしまった。

後から入ってきた彼を後ろから抱き抱えるようにして

肌を密着させた。

彼に教えて貰った石鹸。

1ヶ月くらい使った。

その洗い心地は格別で

しっとりした後すべすべになる。

お風呂を出てベットに横たわった時、

私の腕や足や背中やお腹を触りながら

満足そうにスベスベだねって呟いた。

「あなただってすべすべじゃない」

私の肌を堪能する彼がいる。

それだけでも夢心地だった。

彼が私の中で揺らし続ける。

「お願い。何か言って。声が聞きたい。」

「何を話すのさ……。気持ちいいの?」

「すごく気持ちいい…」

彼の声が私の耳をくすぐり、

気持ちがたかぶってくる。

彼とラーメンをすするのも楽しいし、

ただ歩き回るのだって楽しい。

そして時々肌を合わせられたら…。

そして夢を語り合う。

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