ふとモヤモヤした気持ちになって
早朝、夫がシャワーを浴びている間に
自分を慰めてみる
夫としていた時のように
小さなマッサージ機を使って。。。
いけるのだけど・・
ただイクだけで気持ちいいとは思えなかった
かといって
体をもてあますわけでもなく
ふっと小さくため息をついて
「幸せが逃げちゃう」と首を振ってみる
彼は
時には指で
時には口で
私を潤わす
とても優しく
彼の繊細な想いが
指先や唇、舌から伝わってくる
私はなんど気を失いかけただろう
彼が私の中に挿入る時も
優しくゆっくり確認するように
そしてゆっくり揺れるように動く
彼の優しさ
彼の逞しさ
私を温かく包み込む彼の想い
その全てが重なり合って
そこはかとなく湧き出るさわさわとした気持ちよさが
激しい欲情 快楽へと変わっていく
自分で慰めてみても
その体感は出来るはずもなく
ただ満たされない思いだけが
取り残される
何だろう
だからと言って
激しい欲情にかき乱されるわけでもなく
ただ
じーんと体が熱くなるのを感じて
温かい気持ちに包まれる
性欲も
食欲も
睡眠欲も
年と共に低下しているのは自覚している
性欲に関しては
彼に出会うまで
その行為自体はしていても
別に無くてもいいか・・って思ってしまうようになっていた
確かに彼に出会ってモヤモヤする気持ちは再び現れ始めたけど
やっぱり彼を目の前にしないと
大きな欲情は現れてくれない
彼の肌に触れていたい
彼の胸に包まれたい
優しく包み込まれる安堵感が恋しい
そんな風に穏やかな欲望だけ
いい意味で
欲情で彼を求めているわけではなく
穏やかな想いに包まれていたいと思える
ずっと会えなければ激しい思いが溢れてしまうだろう
でも彼と想いが重なっていることを感じられれば
それだけで幸せな気持ちで満たされる
そして女であることの悦びを
再びあじわっている
彼は・・・
彼は私の何が恋しいと思ってくれているんだろう
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