玉響(たまゆら)

「玉響(かぎる) 昨日の夕(ゆうべ) 見しものを 今日の朝(あした)に 恋ふべきものか」

玉響 昨夕 見物 今朝 可戀物

柿本朝臣人麻呂

昨日の夕方、ほんの一瞬遭った人、もう今朝には、恋しくなっていいものでしょうか。

会いたい気持ちをしずめるために、現実の世界に没頭する。

ふたりの秘密のインスタをひらかくと、2時間まえに彼女の書き込みをみつけたりする。

きっと、2時間の間、時折インスタを開きながら、ずっと返事をまっていたんではないだろうかと、切なくなる。

あえて、相手のペースを気にして、リアルタイムの”ことつて”をやめるためのインスタ。

伝えたいことを書き込んでおけば、いつか彼女がみてくれる。
そういう風におもっていたが、リアルタイムが気になってしまう。

ずっとまっている彼女を思い、胸がしめつけられる。

あえて、そんな素振りのない書き込みの返事をする。

そうすることで、自分の気持をしずめているのだ。

たまゆらの つながる時間が いとおしく
会えない時間を 切なくさせる

o0250005013325813154

読んでくださってありがとうございます
このブログの目次です⇒「夢の中のできごと」
他の方のブログも読めます★

にほんブログ村 恋愛ブログ 人生最後の恋愛へ
にほんブログ村 恋愛ブログ 50代の恋愛へ
にほんブログ村 恋愛ブログ 秘密の恋愛へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です